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2009年4月28日 (火)

今まで購入した本から(5) 腎不全とタンパク質

こんばんは。豚インフルエンザのニュースを見ていると、今後どうなっていくのか分からないので心配ですね。これ以上、感染が広がらないことを祈ります。

さて、本シリーズ第5弾(そんな仰々しいものでもありませんが・・・)は、この本です。
『ペットの老後を健やかに』by木村伸子先生

Book05

ベリーママさんが4月23日に下さったコメントで、参考にしていると書いていらっしゃった本です。なんといっても、口コミが一番と思い、購入しました。
ドトールで熱中して読みましたよん。
よかったら、補足してくださいね。

シニア犬、シニア猫に多い疾患、「泌尿器系と循環器系」に絞って書いてあります。つまり腎臓と心臓ですね。
僧帽弁閉鎖不全症、結石、膀胱炎、急性腎不全、慢性腎不全などの概要、症状、食事、サプリメントなどについて書いてあります。

いくつかピックアップ、要約して書きますね。

  • 腎機能の低下した動物には、タンパク質を制限した食事を与えることが重要だと言われ続けてきたが、腎臓疾患とタンパク質制限に関しては、まだ知られていない部分が多くある。
  • 極端なタンパク質の制限食は、犬や猫たちの寿命を縮めるだけ。本当に健康的な身体を維持するためには、高タンパク質の食事が重要。腎臓(糸球体)を傷つけることはない。
  • 腎不全の食事においては、タンパク質の「量」よりも「質」が大切。例えば卵などの質の良いタンパク質は、消化が簡単なので完全に分解されて老廃物がほとんど作り出されない。
  • 腎臓に問題を抱えていても、最低2g/kgのタンパク質を供給する。
  • 可能であれば、生肉を中心とした手作り食にすることがベスト。
  • 質の良いタンパク質を充分に与えることが重要。卵、カッテージチーズ、ミルク(特にヤギ乳)などは、鶏肉や牛肉よりも良質なタンパク質。
  • 血液検査でBUNの値が、80以上でクレアチニンの値が2.5以上になったら、タンパク質をある程度減らす。
  • 充分なエネルギーを供給するためにも充分な脂肪を与える。
  • 食欲が減少したら、一回に与える量を少量にして、回数を増やす。
  • 腎臓の働きを補助するためのサプリメントとして、アルファルファ、ネトル、タンポポなどのハーブ、ビーポレン(蜂花粉)、ロイヤルゼリー、ギー(バターから不純物を取り除いた乳脂肪)などがよい。

タンパク質を制限し過ぎないほうがいい、と獣医師さんが書いているのを読んでホッとしました。未来ちゃんの場合、制限しなくてはいけないほど食べない!のでありますが・・・

体重1キロあたり、最低2グラムのタンパク質ということは、体重11キロだと22グラムのタンパク質で、牛肉や鶏肉100グラム強はOKということになります。
でも、生肉はわが家の場合食べませーん。

それから、ひとつ疑問に思ったのが下記の説明です。
↓↓
「腎臓疾患の場合は、身体を冷やしてくれる食べ物を長期に渡って与えます」

食べ物には身体を暖めるものと、冷やすものがある、という考え方はよく聞きますが、腎臓の場合は「冷え」は良くないので、身体を暖めるものがいいと思っていました。
具体的には、ラム肉は身体に熱を加えるので腎臓疾患では与えないほうがよいと書いてあります。
うーん、これに関しては「?」です。

レシピは殆ど載っていませんが、知識は増えるし、今まで疑問に思っていたことが解消したり、次のステップに繋がるかもしれません。

木村先生の本は他にもありまして、このサイトが参考になりそうです。
→→コロ出版のWebサイト

さて、本についてはこの辺で一度終了しますね。あと数冊あるのですが、腎不全には直接関係ないのでまたの機会にします。

本日の未来ちゃん、新しいものに挑戦。アズミラの「オーシャンフィッシュ」という缶詰です。とてもいい匂いがするので、こりゃいけるかな?と期待しましたが、少ししか食べませんでした。成分を見ると、なかなか良いのでありますが・・・
また明日、詳しく書きます。

Azmira

次は、点滴中の未来ちゃんです。カメラ見てる~!何を言ってるのかな?
「もう帰れるの?」

Hospital

読んでくださって、ありがとうございます。
皆さまのワンちゃんの体調が良くなりますように。

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コメント

はじめまして!

自分もこのシリーズの本は全て持っています。
書かれていることが全て正しいかは別にして
著者の柔らか頭が大変気に入っています。

獣医学も日々進歩しているということですよね。

うちの子は右腎臓が機能していないと診断されました。血液検査は良好なのですけれど。(^^;

食事は現在手作り食です。
健康一番という補助食品をお肉などに添加して。
人間もカロリーなどを計算しながら食べている
のだから、おおらかにやっています。足りないと
思われる部分はサプリメントなどで補っています。

15歳を過ぎて沢山病気も抱えていますが、
多病息災ということで、元気にしています。

ご愛犬は14歳とのこと。
元気で長生きしましょう!!

投稿: Meg | 2009年4月29日 (水) 09時20分

Megさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
木村伸子先生の本は、初めて読みました。
科学的に解明されていないこともあるんだなあということも分かったし、「食事」にこだわるポジティブな姿勢がいいなぁと思いました。
Megさんのワンちゃんは、片方の腎臓がしっかり働いているんですね。
手作り食をしっかり食べて、体調をキープしていけるといいですね。
未来ちゃんは、食欲がなかなか出ないので大らかな気持ちで・・・というのが難しいこともありますが、毎日を大切に頑張ります。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: みゅう→Megさん | 2009年4月29日 (水) 22時56分

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